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環境ニュース[国内]

積水化学、未利用エネルギー活用システムが新潟市のバスターミナル融雪設備に採用

エネルギー】 【掲載日】2016.04.11 【情報源】企業/2016.04.06 発表

 積水化学工業が展開する未利用エネルギー活用システム「エスロヒート下水熱(管底設置型)」が、新潟市が実施した市役所前バスターミナル(同市中央区)歩道の融雪設備に採用された。下水熱を活用して雪を溶かす仕組みで、有効性を検証した結果、効果が確認された。システムは2014年11月に発売し、今回が初の採用事例となった。

 新潟市は降雪量は多くないものの気温が低いため雪が溶けにくく、通勤・通学に影響するケースも多いことから、融雪された歩道の確保が公共交通機関の利便性向上の課題になっていた。工事は108m2を融雪面積に2015年2〜6月に行い、バスターミナル地下の下水管の管底部約100mに採熱管を設置し、歩道表面部に設けた放熱パネルと接続した。

 採熱管で下水から回収した熱を熱媒体の循環液に移し、それを放熱パネルに送って歩道に積もった雪を溶かす方法となる。ヒートポンプで加温・冷却することなく、下水から得られる熱だけで融雪する。下水の温度は年間を通じて15〜25℃で安定し、外気と比べて冬暖かく夏は冷たい特性があり、下水と気温の温度差を利用して節電を可能にする。

 新潟市に設置した融雪システムで、下水の熱特性を活用した融雪設備としての効果を実証したところ、冬の運転で敷設整備されている歩道部分だけ雪が溶けていることを確認した。同市は環境モデル都市に向けた都市づくりを2013年から進め、自家用車から公共交通機関へのソフトを推進し、その一環でバスターミナル歩道にシステムを導入した。

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