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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、従業員による社会貢献基金設立、環境保全などに取り組む団体を援助

環境学習】 【掲載日】2016.06.17 【情報源】企業/2016.06.14 発表

 横浜ゴムは、従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」を5月に設立した。寄付を希望する従業員が会員になり、給与から天引きして積み立てる。環境保全や人権擁護など、さまざまな社会的課題の解決に取り組む団体を、集まった資金で援助する。横浜ゴムは同基金の支援と同額を寄付するマッチングギフトを行う。

 横浜ゴムが従業員を対象に2015年に実施したアンケートで賛同が多かったことから、従業員の社会貢献基金を立ち上げることにした。YOKOHAMAまごころ基金では、支援する団体や義援金の拠出先は会員が合議で決める。このため、社会貢献に対する従業員の視野が広がるとともに、社会との接点が増えていくことも期待できる。

 YOKOHAMAまごころ基金は、希望する従業員の給与から毎月100円×口数を天引きして積み立て、基金への応募者(会員)が支援したいNPO、NGO(非政府組織)などの団体を推薦する。推薦団体について基金の運営委員会が審査して寄付するかどうかを決定して実行する。重大な災害が発生した場合は、義援金を迅速に拠出する。

 マッチングギフトは、従業員などが社会貢献を目的にした寄付や義援金を出す際、企業がその寄付金に一定額か同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組みを意味する。横浜ゴムは、YOKOHAMAまごころ基金が手掛ける資金援助や災害義援金と同額をマッチングギフトとして寄付する。基金は9月を目指して最初の支援を実施する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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