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環境ニュース[国内]

イオン環境財団、北海道厚真町で、地域ボランティアと6000本植樹し森の再生へ

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2016.07.05 【情報源】企業/2016.06.27 発表

 環境保護や生物多様性保全に関する公益活動を手掛けるイオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長)は、北海道厚真町(あつまちょう)で7月2日に植樹を実施する。3年計画の2年目(第2回)の活動となり、レジャー施設跡地の森への再生を目的に、地域のボランティアらとともに地域に自生する樹種6000本の苗木を植える。

 厚真町は北海道南部に位置する。町の7割を森林が占めるほか、中央部を流れる厚真川を中心に田園風景が広がる。土地が豊かで稲や野菜などさまざまな農作物が栽培され、ジャムや菓子などの加工用に実が使用されるハスカップの栽培面積は、日本一だ。植樹は厚真川上流部周辺にあるレジャー施設の跡地で2015年に始めた。

 レジャー施設跡地は表土が荒廃して水源かん養機能が低下している。基幹産業の農業への影響が懸念されるうえ、土砂の流出や河川氾濫の危険が高まり、防災面からも回復が求められていた。このためイオン環境財団は産業と暮らしを支える森の再生に向け、同町と3年計画で植樹することにした。2015年の第1回では550人が5400本を植えた。

 今回の第2回は3haの面積を対象に、600人が参加して苗木6000本の植樹に取り組む。樹種はヤチダモ、ヤマハンノキ、エゾノウワミズザクラ、ドロノキ、ハルニレ、アカエゾマツ、アキグミ、ギンドロ、シナノキなどとなる。計画では3年で約1万7000本を植える。イオン環境財団と厚真町は今後も植樹活動など環境保全を推進する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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