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環境ニュース[国内]

NEC、千葉県我孫子市と生物多様性保全活動「NEC生きもの観察隊in我孫子」実施

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.07.07 【情報源】企業/2016.07.04 発表

 NECは、千葉県我孫子市と協働して生物多様性保全活動「NEC生きもの観察隊in我孫子」を我孫子事業場(同市)で7月9日に実施する。これまでグループ社員とその家族が取り組んできたが、初めて同市の市民とともに展開する。ビオトープ(生物生息空間)の設置、外来魚の駆除や、絶滅危惧種のオオモノサシトンボ、ゼニタナゴの観察を行う。

 NEC生きもの観察隊in我孫子は、我孫子事業場近くの手賀沼の水生生物調査・保全を進める市民団体、手賀沼水生生物研究会と2011年から開いている。オオモノサシトンボをはじめとしたさまざまな生物の保全を目的にする。今回は行政や市民団体との対話を契機に推進してきたゼニタナゴのふ化が成功したことから、市民と活動する。

 当日は、NECグループの社員がビオトープとなる人工トンボ池を設けると同時に、オオクチバスブルーギルなど外来魚の駆除をした後、市民らと観察する。オオモノサシトンボはモノサシトンボに似ているが、やや大きく黒みが強い。生息地の人為的な破壊に伴って近年激減した。ゼニタナゴは土地開発や河川改修などで減少している。

 生き物観察隊in我孫子でNECは、池の水抜き・捕獲での外来種駆除や、池周りの環境整備、巣箱設置による野鳥の生息域拡大などを手掛けてきた。手賀沼水生生物研究会や我孫子市との連携が評価されて2014年に「第6回関東・水と緑のネットワーク拠点百選」に選ばれ、2015年には環境省「環境人づくり企業大賞」の奨励賞も受けた。


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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