イオンリテール、来店者・従業員向けに環境省「うちエコ診断」を実施

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.04 【情報源】環境省／2016.10.04 発表

　環境省は、平成26年度に創設した家庭エコ診断制度において、各家庭のライフスタイルに応じた省CO2対策を提案する「うちエコ診断」を推進しているが、イオンリテール（株）が同社の来店者・従業員向けに「うちエコ診断」を実施した結果、合計で453.1t-CO2/年の削減見込みがあることが判明したと発表した。イオンリテール（株）では、地域の地球温暖化防止活動推進センター（宮城県・大阪府・兵庫県・川崎市の地域センター）等と連携した従業員向けの診断会及び来店者への診断を実施し、延べ45日間で計620名の診断を実施した。

　「うちエコ診断」とは、家庭の年間エネルギー使用量や光熱水費、地域の天候やライフスタイルなどの情報をもとに、各家庭に合わせた省エネ・省CO2対策を提案するもの。これまでに全国で約62,000件の診断が実施されており、１世帯あたり平均で約１t-CO2/年（１世帯あたり１年間の平均CO2排出量の約20％に相当）のCO2削減効果が見込めるとしている。

　環境省では、同社のような積極的な取組について情報展開を図るとともに、引き続き家庭エコ診断制度の普及・促進を行うとしている。【環境省】