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環境ニュース[国内]

IHI環境エンジ、農業残さのもみ殻をエネルギーに有効活用する共同研究を開始

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2016.11.02 【情報源】企業/2016.10.31 発表

 IHI環境エンジニアリング(IKE)は、利用度が低い農業残さのもみ殻をエネルギーに有効活用する共同研究を始める。同社はIHIグループ企業で、水・廃棄物処理など環境関連設備を手掛けている。北海道滝川市周辺のもみ殻を使い、同市や、化成・電子材料事業のラサ工業とともに実施する。共同研究協定を10月28日に結んだ。地域振興・発展につなげることを目的にする。

 もみ殻は現在、地下排水溝の資材や、堆肥化、畜舎の敷物といった農業資材での利用にとどまる。燃焼させると木質バイオマスと同等の熱量が発生し、地域に身近に存在するエネルギー資源になる、と期待されている。しかし木質バイオマスと比較して灰分の割合が高く、燃やすことで多くの燃焼残さが排出される。この活用も、もみ殻利用の課題だった。

 共同研究では、小規模分散型熱利用システムをもみ殻に適用する。システムはIKEとラサ工業が共同開発した。もみ殻を燃焼させた後、燃焼残さを活用して温水をつくり、公共施設や農業施設などに供給する。もみ殻の灰は融雪剤や土地改良材にする。共同研究でIKEはもみ殻の燃焼と熱利用の技術を検討し、ラサ工業はもみ殻の燃料化技術を担当する。

 滝川市は共同研究での地域内の調整・連携ともみ殻利用の仕組みづくりを行い、3者でもみ殻の活用についての情報交換・調査や、もみ殻の燃料化と燃焼試験、燃焼熱の農業利用、燃焼残さの活用に関する研究事業を協働で進める。滝川市は北海道有数の米産地の空知地区に位置し、約4万1000人の人口がある。環境に配慮したまちづくりを推進している。【株式会社IHI環境エンジニアリング】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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