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環境ニュース[国内]

北西大西洋漁業機関第24回年次会合 2003年の魚種別の保存管理措置を決定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.09.25 【情報源】水産庁/2002.09.24 発表

 2002年9月16日から20日にかけて、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラで北西大西洋漁業機関(NAFO)第24回年次会合が開催され、加盟17か国のうち、ルーマニアを除く16か国が出席した。
 NAFOは、カナダ沿岸の200海里水域を含む北西大西洋海域の漁業資源の管理・保存に貢献することを目的として1979年に設立された地域漁業管理機関。
 今回の年次会合では2003年の魚種別保存管理措置として、(1)3LMNO区のカラスガレイの漁獲可能量(TAC)が減少したことから、各国の国別配分量を減少する、(2)3LM区のエビは11月に開催されるエビの資源評価会議で資源量が前年の25%以内であった場合は各国の配分を1年間単純延長する、(3)3M区のアカウオは漁獲可能量に変化がなかったため、各国の国別配分量も前年と同じとする−−などの措置が決定した。
 一方VMSと呼ばれる人工衛星を利用した漁船位置追跡システムの設置義務など、保存管理措置の見直しについては結論が得られず、改めて作業部会を開催し継続検討することとされた。
 また現事務局長が2002年12月末に退任するため、新事務局長の選任が行われ、ドイツのジョアン・フィッシャーが選任された。【環境省】

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