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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、小型車「ヴィッツ」一部改良、HVを追加、トップ水準の燃費性能を実現

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.01.16 【情報源】企業/2017.01.12 発表

 トヨタ自動車は、小型ハッチバック車「ヴィッツ」を一部改良し、1月12日に発売した。排気量1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド車(HV)を追加した。HVはクラスでトップ水準となるガソリン1Lで34.4km(JC08モード)の燃費性能を実現した。一部改良では走行性能を高め、外形デザインも大きく変更している。

 ヴィッツは1999年の発売以来、欧州をはじめ約80カ国・地域で展開し、世界累計販売台数が700万台を超える基幹モデルになっている。海外では「ヤリス」の車名で販売する。環境意識の高まりを背景に小型ハッチバック車の市場でもHVが拡大傾向にある中、顧客から強い要望があったことから今回、HVをラインアップに加えることにした。

 HVはエンジン、モーター、インバーターなどの制御を改良して燃費性能を高めたシステムを備える。「2020年度燃費基準+20%」を達成すると同時に「2005年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得と併せて「エコカー減税」の対象となる。駆動用バッテリーを後部座席下に配置し、ガソリン車と同等の居住空間・荷室の広さを確保した。

 全長3945mm、全幅1695mm、最小回転半径4.7mで取り回しにも配慮している。ショックアブソーバーの改良やボディー各部の高剛性化で走行性能を向上させた。外形は躍動感と洗練さを付与し、より強い印象があるデザインにした。HVは181万9800円(消費税込み)からで4グレードを用意した。ヴィッツ全体で月間販売9000台を目標にする。【トヨタ自動車株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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