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環境ニュース[海外]

ドイツ 「プラネタリー・バウンダリー」の政治、経済、社会への利用について議論

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2017.05.12 【情報源】ドイツ/2017.04.24 発表

 ドイツ連邦環境省は、連邦環境庁とドイツ連邦環境基金と共同で2日間にわたり会議を開催し、「プラネタリー・バウンダリー(地球の境界線)」の政治、経済、社会における利用について議論を行った。「プラネタリー・バウンダリー」は、ヨハン・ロックストローム氏が率いる国際研究グループが2009年に提示したコンセプトであり、将来世代が尊厳ある平和な暮らしを実現できる地球上の人間活動の境界について表した概念である。ヘンドリックス大臣は、「プラネタリー・バウンダリーの遵守は、環境政策において中心課題である。ドイツにおいても、エコロジカル・フットプリントを矛盾のない規模にまで削減することが求められている。我々は、今世紀半ばまでに気候ニュートラルを達成するとともに、環境におけるすべての負担の限界値を考慮できる経済体制の構築に尽力しなくてはならない」と述べた。連邦政府は、2016年のドイツ持続可能戦略の改正版において、「プラネタリー・バウンダリー」の概念を取り入れている。【ドイツ連邦環境省】

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