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環境ニュース[国内]

いすゞ自動車、商用車テレマティクス刷新、「エコドライブトレーニング」を装備

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.05.15 【情報源】企業/2017.05.08 発表

 いすゞ自動車は、商用車テレマティクス(車両向け情報提供)「MIMAMORI(みまもり)」の車載コントローラーと専用ウェブ画面を全面的に刷新して、5月中旬に発売する。新たに「エコドライブトレーニング」機能を装備する。ドライバーの環境配慮運転の習得を支援し、効率的で継続的に環境ドライブを定着させるメニューを設定した。

 MIMAMORIは、走行中の商用車と事務所をデータ通信・インターネットを活用して接続する運行管理システムで、車両の燃費、CO2・NOx(窒素酸化物)・PM(粒子状物質)の排出量、車両現在位置、ドライバーの運転操作などの情報を遠隔で収集、解析できる。今回、車載コントローラーを10年ぶりに全面改良し、ウェブデザインを変更した。

 新サービスのエコドライブトレーニングは、運行データを基に「エコドライブトレーニングレポート」を作り、運転のクセや改善点を分かりやすく客観的に解説する。環境に配慮した運転を実践すると「アイドリング抑えていますね」など良い点を音声で伝え、できていないと「スピード出し過ぎですよ」などの音声と警告音で改善を促す。

 さらに、運行形態別の全国や事業所内のランキングを示し、10段階のエコドライブ等級表示と併せて、ドライバーの意識向上を図る。このほか、運行ルートを任意のエリアに指定して車両がエリアを外れた場合に、管理者にメールで知らせるサービスも追加した。初期費用は1台11万970円、月額利用料は同972円で年間1万台の販売を目標にする。

【いすゞ自動車株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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