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国連食糧農業機関、国連中央緊急対応基金の融資を利用し、東アフリカにおけるサバクトビバッタの大量発生阻止の活動を拡大

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2020.04.07 【情報源】国連/2020.03.20 発表

 国連食糧農業機関FAO)は、東アフリカでのサバクトビバッタの大量発生を阻止するため、国連中央緊急対応基金(CERF)が承認した1000万ドルの融資を利用し、殺虫剤の調達、ヘリコプターや航空機のレンタル、噴霧器を搭載した車両の購入、また最も深刻な被害を受けたエチオピア、ケニア、ソマリアでの環境影響評価を行う。サバクトビバッタは、世界で最も有害な移動性昆虫と考えられ、その大群は1平方キロメートル当たりに4000万匹、1日に3万5000人分もの食糧を食べる。FAOのサバクトビバッタ情報サービスによれば、サバクトビバッタの発生は、エチオピアとソマリアでは過去25年で、ケニアでは過去70年で最悪の状況だという。サバクトビバッタは既に産卵しており、数週間後には成虫となり、作物を食べ始めるとみられる。その時期は東アフリカの主要農期の始まりと重なり、既に2000万人が食糧不足とみられる同地で深刻な結果を招きかねない。今回のCERFの融資は、2020年1月にFAOに拠出された1000万ドルの助成金を補完するものである。【国連食糧農業機関

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