特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況を公表（令和3年）

　環境省及び経済産業省は、「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」（バーゼル法）の施行状況について毎年集計を行っている。
　今回、令和3年1月から12月までの状況について取りまとめ公表した。
　
　令和3年1月から12月までの間に、バーゼル法に規定する手続を経て実際に国内から輸出された特定有害廃棄物等の総量は、95,386トン（令和2年は146,089トン）であり、国内に輸入された特定有害廃棄物等の総量は、1,776トン（令和2年は1,601トン）であった。

　輸出の主な品目は、石炭灰、亜鉛くずで、金属回収など再生利用を目的とするもの。主な輸出先は、韓国、フィリピンであった。
　輸入の主な品目は、電子部品スクラップ、金属含有スラッジで、金属回収など再生利用を目的とするもの。主な輸入元は、フィリピン、台湾、タイであった。
　

【環境省】