一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦参議院が気候適応法案を承認、2024年半ばに施行へ

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2024.01.12 【情報源】ドイツ/2023.12.15 発表

ドイツ連邦参議院は、気候適応法政府草案を承認した。法案は2023年末までに連邦法官報で公表され2024年半ばに施行される予定である。

同法は次の3点を重点としている。
@各州政府には、独自の気候適応戦略の提示と実施、さらに郡や市町村に対してリスク分析に基づいた地域の気候適応戦略策定の支援、連邦政府への報告、
A連邦政府には、測定可能な目標を伴う予防的気候適応戦略策定の義務付け、2024年末までに最初の戦略の策定と定期的な更新、
B公的機関には、その事業における計画と決定における気候適応目標の考慮。

レムケ連邦環境大臣は、「気候適応に関する初の連邦法により、我々は予防策を講じている。地方自治体、州政府、連邦政府には、今後、気候危機にどう対処するか戦略を立てることが求められる。我々がドイツで健康で安全に暮らし続けるためであり、気候危機の影響から住民を守るためである。この法律により、気候適応が自治体において法的に定めた業務となる。連邦環境省は引き続き州政府と地方自治体に対し最善の支援を提供する」と述べた。

【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース