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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、アフリカの景観回復事業を支援する基金が新たに1,780万ドルを投入と報告

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2024.01.24 【情報源】研究機関/2024.01.10 発表

世界資源研究所(WRI)は、TerraFund for AFR100(アフリカの地域主導の景観回復事業に対する基金)が92のNPOと企業に計1,780万ドルの助成・融資・株式投資を行うと報告した。
2回目となる今回は、人々の食料や水の確保や生物多様性の保護のため、劣化が数十年続く次の3つの重要景観の回復を支援対象とした。

・キブ湖、ルシジ川流域(ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国)
・ガーナのカカオベルト
・ケニアの大地溝帯

今回の投資は、2030年までに1,270万本の植樹、4万7,000haの土地回復、5万2,000人の雇用創出等をもたらす見込みで、その効果は現場収集データと衛星画像で検証される。
同基金は、WRIがベゾス地球基金等と共に2021年に設立し、アフリカで1億haの土地回復を目指す「アフリカ森林景観復興イニシアチブ」(AFR100)を支援。初回は、アフリカ27ヶ国100の地域組織・企業が対象となり、竹を栽培・製品化する会社設立や自生樹木・果樹の植樹による樹木被覆回復に寄与している。

世界資源研究所

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