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環境ニュース[国内]

中国で旧日本軍遺棄化学兵器による中毒事故 日本政府は「誠実な対応」を表明

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.08.13 【情報源】外務省/2003.08.12 発表

 2003年8月4日、中国黒龍江省チチハル市の建築現場で建築作業員が頭痛・嘔吐などを訴え、29人が入院、うち3人が重体となる事件があった。
 この建設現場から掘り出されたドラム缶から漏れ出た液体が原因とみられ、調査の結果、ドラム缶は旧日本軍の遺棄化学兵器であることが判明した。
 この件について外務省の外務報道官は8月12日に「日本政府として今回の事故発生は極めて遺憾。被害者の方々に心からお見舞い申し上げる」との談話を発表。さらに「中国側と協力しながら誠実に対応していきたい。また、危険な状態である遺棄化学兵器は化学兵器禁止条約上の廃棄義務にのっとり対処していきたい」との対応方針を示した。【外務省】

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