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環境ニュース[国内]

揮発油等品確法施行規則改正案の意見募集結果を公表

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.08.15 【情報源】資源エネルギー庁/2003.08.14 発表

 資源エネルギー庁は平成15年6月26日から7月24日まで実施していた「揮発油等の品質の確保等に関する法律(揮発油等品確法)」施行規則の改正案への意見募集について、寄せられた意見の内容とこれに対する同庁としての考え方をまとめ、15年8月14日付けで公表した。
 改正案は15年8月28日から施行される「揮発油等品確法」の改正内容でアルコール含有燃料が新たに安全・品質規制の対象となることに伴い、ガソリンへのアルコールなどの混合許容値を定めたもの。
 許容値は総合資源エネルギー調査会の燃料政策小委員会による検討を踏まえ、「エタノールは体積ベースで混合率3%以下、酸素分は質量ベースで1.3%以下」とされていた。
 期間中寄せられた意見は1件で、「アルコールをブレンドする場合、現在日本で法制化されているRVP(リード蒸気圧)値より高くならないようにすべき」との内容だった。
 なおこの意見に対して資源エネルギー庁としては、「ガソリンの蒸気圧については、総合資源エネルギー調査会の石油製品品質小委員会で6〜9月は44〜72kPa(2005年以降は44〜65kPa)、それ以外の季節は44〜93kPaを強制規格
とすることが適当との検討結果が示されおり、この値を近々強制規格として導入する予定。またアルコールの混合によりガソリンの蒸気圧は上昇する傾向があるものの、今回定める混合許容値の範囲では、ベースガソリン基材を適切に選択することでJIS規格を満たすことは可能」との回答を示している。【資源エネルギー庁】

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