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環境ニュース[国内]

第2回FAO水産委員会・養殖小委員会が開催

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2003.08.15 【情報源】水産庁/2003.08.15 発表

 2003年8月7日から11日にかけて、ノルウェーのムンクヨルドで第2回国連食糧農業機関(FAO)水産委員会・養殖小委員会が開催された。
 今回の会議では第1回委員会でFAOが取り組むべき優先事項として合意された(1)低開発地方での持続的な養殖発展のための指針づくりの枠組み樹立、(2)FAOが決定した「責任ある漁業のための行動規範」についての各国の実施状況のデータベース化、持続的な養殖の発展の促進のための状況整備、(3)情報共有と人的能力育成の促進、(4)統計・各種情報の収集改善−−になどついての取り組み状況が報告された。
 またこの報告を踏まえ、養殖関係の統計整備、安全性や品質改善の問題、栽培漁業の責任ある手法について議論が行われた。
 日本はこれらの議論の中で、食品としての品質・安全性と環境面の2つを含めた持続性の確保が必要であるとの基本的な姿勢の上に、(1)2003年7月から養殖に使用する薬品の規制・監視を強化する措置をとっていること、(2)FAOが責任ある養殖のために実施している活動を支援するため信託基金に拠出していることなど、日本の取り組みについて紹介した。【水産庁】

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