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環境ニュース[国内]

中国の遺棄化学兵器事故の現場に医療専門家チームを派遣へ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.08.15 【情報源】外務省/2003.08.14 発表

 中国黒龍江省チチハル市の建築現場から掘り出された旧日本軍の遺棄化学兵器が原因となり、現地の建築作業員36人が入院した(注1)件で、日本政府は被害者の治療に関する助言・指導を行うことを目的として医療専門家チームを現地に派遣することを決めた。
 医療専門家チームの構成は医師3名、外務省、内閣府遺棄化学兵器処理担当室、国際問題研究所職員、通訳各1名−−の計7名で、派遣期間は2003年8月15日から20日まで。
 また医療専門家チームの派遣とは別に、現在簡易梱包されている遺棄化学兵器をより密封性の高いアルミラミネートで仮梱包するため、黒龍江省牡丹江で遺棄化学兵器の現地調査を行っていた日本政府関係者・専門家6名についても14日中に現地へ派遣する方針。

(注1)2003年8月13日時点での中国側報道による入院者数【外務省】

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