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環境ニュース[国内]

ISO次期会長に田中正躬氏 日本人として2人目の会長

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2003.09.22 【情報源】経済産業省/2003.09.22 発表

 2003年9月17日から19日までアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されていた国際標準化機構(ISO)総会で、次期会長選挙が実施され、(社)日本化学工業協会専務理事の田中正躬氏が選出された。
 ISOは146か国の代表的標準化機関が加盟する国際規格作成機関。各産業技術分野、品質管理システム(ISO9000)のほか、環境マネジメント規格として有名な環境管理システム(ISO14000)なども担当している。
 田中正躬氏は1994年から98年に通産省工業技術院標準部長を務め、退官後もISO理事、アジア太平洋地域の国家標準化機関協力組織「太平洋地域標準会議(PASC)」の初代常設委員会議長を歴任した国際標準化のエキスパート。2003年9月時点でISO役員にアジア出身者がいなかったが、田中氏が次期会長ポストを獲得することにより、国際規格への日本の関与強化が期待されるところだ。
 なお日本人のISO会長就任は1986〜88年の山下勇三井造船会長に続き約20年ぶり、2人目。
 田中氏の任期は2005年1月1日からの2年。ただし、2004年1月1日からは「次期会長」職に就くので、実質的な役職機関は3年にわたることになる。【経済産業省】

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