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環境ニュース[国内]

第3回アフリカ開発会議、アフリカ開発の指針「10周年宣言」を採択

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.10.02 【情報源】外務省/2003.10.01 発表

 2003年9月29日から東京都内のホテルで日本政府と国連などの共催により開催されていた第3回アフリカ開発会議(TICAD3)は、最終日の10月1日に将来に向けての方針「TICAD10周年宣言」を採択し、閉幕した。
 TICADは日本の主導により1993年にはじまった会議で、アフリカ開発のための理念と具体的な方向性の提示、アフリカ開発の推進に向けた国際社会のパートナーシップの拡大などを目的としている。
 採択された「TICAD10周年宣言」は今後のTICADの活動の中で、(1)指導者と国民の協働、(2)平和の定着、(3)人間の安全保障(国家はなく個人を尺度とした安全保障)に基づく開発、(4)アフリカの独自性、多様性、アイデンティティーの尊重−−を重視していくことを確認したもの。
 このほか今回の会議では様々な開発分野における優先課題を特定した。環境問題に関連する開発課題としては、水供給問題が水の持続可能な利用を包含する重要開発課題であると認識され、参加各国が水に関する諸問題の解決、安全な水の供給のために努力していくことが合意された。
 なおTICAD3の成果は今後定期的に追跡評価される予定。【外務省】

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