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環境ニュース[国内]

食品安全委員会が食品安全についての初のモニターアンケート結果を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.10.21 【情報源】内閣府/2003.10.20 発表

内閣府食品安全委員会は、平成15年9月に食品安全モニター470名を対象に実施した食品安全についてのアンケート調査の結果をまとめ、15年10月20日付けで公表した。
 今回のアンケートは15年7月1日に食品安全委員会が設置されてから、はじめて実施するアンケート調査となるため、食品安全行政への期待や食品の安全性に対する意識を探る質問を行ったもの。
 その結果、96.1%が食品安全基本法の制定などの新しい食品安全行政を「評価する」と回答。また食品安全委員会に期待する役割として「情報提供(64.6%)」「科学的知見に基づいたリスク評価(43.1%)」などをあげる人が多かった。
 また食品の安全確保上「農薬」「輸入食品」「添加物」「汚染物質」に不安を覚えると答えた人がそれぞれ60%以上存在し、「遺伝子組換え食品」など他の項目を10%以上引き離して多かった。このうち「汚染物質」については「環境ホルモン」に対し不安を覚えた人が圧倒的に多く、「有機水銀化合物」がこれに続いていた。
 一方、新たな食品安全行政では必要な情報の開示とリスクコミュニケーションの実施が柱となったが、食品安全に関する分野でリスクコミュニケーションが不適切であった事例を聞いた質問では「BSE問題(51.3%)」をあげた人が圧倒的に多く、このほか食品安全以外の分野で行政によるリスクコミュニケーションが適切であった事例を聞いた質問では、「自然災害(32.5%)」「環境問題(9.7%)」などをあげた人が多かった。
【内閣府 食品安全委員会】

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