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環境ニュース[国内]

森・川・海のつながりを考えた漁場海域の環境対策検討会を設置

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.11.04 【情報源】国土交通省/2003.11.04 発表

 水産庁、林野庁、国土交通省河川局は水源にある森から河川を通じ、海にどのように栄養分が供給されているか、それが漁場海域の生物の生息・生育にどのような影響を与えているかを調査するため、「森・川・海のつながりを重視した豊かな漁場海域環境創出方策検討委員会」を設置し、平成15年10月30日に第1回検討委員会を開催した。
 近年、漁場をはじめとする海域環境の悪化の原因として、海に流れ込む河川の環境悪化や水源にある森林の荒廃などが指摘されるようになってきている。
 しかし、これまでは森・河川・漁業の所管省庁がそれぞれ異なることもあって、水源の森から海までの流域全体を関連づけた対策はとられていなかった。
 この検討会では、森・川・海のつながりを通じた水や物質の循環、その生態系への影響を把握するとともに、その結果を踏まえ、漁場海域の健全な生態系の維持・構築のための基本方針の策定をめざすとしている。
 なお第1回検討委員会では、宮古湾、閉伊川・津軽石川流域と、大槌湾、大槌川・小鎚川・鵜住居川流域をモデル地域に選定し、それぞれの森林・河川・海域で水質・底質・生物調査を実施することが了承された。【国土交通省】

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