一般財団法人環境イノベーション情報機構
14年度の産業廃棄物不法投棄判明量、934件約32万トンに
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2003.12.25 【情報源】環境省/2003.12.22 発表
環境省は平成15年12月22日付けで、14年度に新たに確認された産業廃棄物不法投棄状況の調査結果をまとめた。14年度に判明した不法投棄件数は934件で投棄量は約32万トン。13年度の24万トンより増加したが、産廃不法投棄量が平成7年前後から40万トン前後で推移していたことを考えると、減少傾向が継続している。
なお不法投棄された廃棄物の種類としては、建設廃棄物が投棄件数の69.7%、投棄量の60.8%と依然として圧倒的な割合を占め、これに廃プラスチック類(投棄件数7%・投棄量15%)が続いた。
更に不法投棄量の判明量が最も多かったの沖縄県の約6万1,000トンで、次が千葉県の約3万6千トンだった。【環境省】