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環境ニュース[国内]

臨海部の森づくりハンドブック刊行へ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.02.02 【情報源】国土交通省/2004.02.02 発表

 平成16年1月29日、国土交通省の第4回「臨海部の森づくり研究会」が 東京・港区の(社)日本港湾協会内で開催され、これまでの検討結果を“森づくりハンドブック”として発刊することが決まった。
 この研究会は東京港の廃棄物海面処分場跡地・中央防波堤内側埋立地で豊かな生態系を持ち、自然体験が可能な森づくりをめざし、森の機能、整備手法、臨海部特有の厳しい条件に耐えるための植栽技術、維持管理方策を検討することを目的に設置されたもの。
 これまで、大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森から中央防波堤内側埋立地への常緑樹22本と落葉樹1本の根株移植(地表に近い幹と木の根っこ部分のみの移植)実験などを実施し、今回の検討会でも試験木23本中、21本が順調に生育し、臨海部埋立地における緑化手法として根株移植が成り立つ可能性が報告された。
 なお、“森づくりハンドブック”にはこの根株植栽の導入技術や土づくりなど森づくりのハード面についての解説を掲載するとされたほか、行政、市民、NPO、企業がパートナーシップを組んでの森づくり、管理運営などソフト面についてのノウハウも盛り込むとされた。【国土交通省】

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