アジア各国の政策決定担当者による環境教育についての対話を実施へ

　アジア域内の市場拡大と地域の交渉力強化を目的として設置され、アジア２２か国が参加する「アジア協力対話（ＡＣＤ）」の環境教育推進のための会議「国連持続可能な開発のための教育の１０年」が２００４年６月７・８日の両日、東京で外務省主催により開催されることになった。
　この会議はＡＣＤの枠組みを活用し、アジア各国の政策決定担当者に環境教育の重要性や有効性について訴え、参加国の環境教育に関する政策決定や具体的プログラムの形成・実施を支援するとともに、国際機関やＮＧＯとの連携強化を図り、環境教育に携わるアジアＮＧＯネットワークの構築をめざす。
　なお、外務省では今回の対話の成果を、現在ＵＮＥＳＣ０が中心となって推進している「国連持続可能な開発のための教育の１０年」の内容に反映させるとしている。【外務省】