一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

シーアイランド・サミットでの日仏首脳会談 ITER計画が話題に

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.06.10 【情報源】外務省/2004.06.09 発表

 米国ジョージア州シーアイランド島で開催中のG8首脳会合に出席中の小泉首相は2004年6月8日(現地時間18時15分、日本時間9日7時15分)から、同島のフランス大統領宿舎内でシラク・フランス大統領と首脳会談を行った。
 会談では日仏2国間関係のほか、イラク問題、北朝鮮問題、ITER問題が取り上げられた。
 ITERは重水素やトリチウム(三重水素)といった軽い元素の混合ガスを1億度以上の超高温のプラズマ(原子核から電子が離れる)状態にし、原子核を衝突させる核融合反応でエネルギーを発生させるトカマク型熱核融合実験装置のこと。
 現在、核融合エネルギーの実現可能性の実証を目標とした国際共同プロジェクト「ITER計画」のサイト候補地として日本の六ヶ所村とフランスのカダラッシュがあがっていることを踏まえ、今回の会談では、シラク大統領が小泉首相にフランスの立場に理解を求めると発言。これに対し小泉首相は、日本の立場を改めて説明し、「今後関係諸国の間で議論の進展が得られることを期待したい」と述べた。【外務省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク