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環境ニュース[国内]

小泉首相、シーアイランド・サミット後の記者会見で「3R行動計画」を紹介

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.06.14 【情報源】首相官邸/2004.06.10 発表

 2004年6月10日、米国ジョージア州シーアイランドで開催された主要国首脳会合(G8サミット)の閉幕後に小泉首相はサミットの成果について内外記者会見を行った。
 小泉首相は「今回のサミットではテロ、イラク問題、北朝鮮問題、石油価格高騰問題に対して率直な意見交換ができた」と説明。
 また今回のサミットには中東諸国、アフリカ諸国の首脳が参加し、政治宣言「拡大中東・北アフリカとの前進と共通の未来に向けたパートナーシップ」、「G8行動計画:アフリカの角地域における飢餓の循環の打破、農業生産性の向上、食糧事情が不安定な国々における農村開発の促進」などが約束されたが、小泉首相はこのような機会をとらえ、発展途上国、先進国を問わず、経済開発をする場合に環境保護を重視しなくてはならないという観点から、廃棄物の発生抑制、資源・製品の再使用再生利用の取組み「3R行動計画」を提唱し、合意されたことを紹介した。
 さらに記者団から出された「日本はどのくらいG8サミットで他のアジア諸国の利益を代表していると思うか」という質問に対しては、「G8は世界の安全、発展、経済のために何ができるのかを考えている。日本も世界全体のことを考えながら国際社会の一員として責任を果たしていきたい」との姿勢を示した。【首相官邸】

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