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環境ニュース[国内]

16年6月分の総需要電力量、15年6月実績より3.9%増

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2004.08.23 【情報源】資源エネルギー庁/2004.08.20 発表

 資源エネルギー庁は、平成16年6月分の日本の総需要電力量速報値を16年8月20日付けで発表した。
 16年6月の総需要電力量は791億kWhで15年6月と比べ3.9%増加。5か月連続で前年実績を上回った。
 このうち一般家庭で使用された電力量は、5月から6月にかけての気温が高めで冷房需要が増加したことを反映し前年同月比2.6%増の175億kWhとなった。
 一方産業用大口電力需要では、機械器具製造業で輸出増加が影響し需要が増えたほか、石油・石炭製品製造業、窯業・土石製品製造業を除く主要業種すべてが前年需要を上回り、全体では前年同月比3.9%増と10か月連続で前年実績を上回った。
 なお16年4月から、電力小売自由化部門の範囲が変更されたことに伴い、オフィスビルなどが利用する「業務用需要」電力量の一部などが「特定規模需要(注1)」の中に区分変更された。このため業務用需要電力と特定規模需要の数値が16年3月までの数値と大きく変動しており、16年6月は業務用需要が98億kWh(16年3月:130億kWh)、特定規模需要は297億kWh(16年3月:180億kWh)。

(注1)契約電力が500kW以上の需要家が一般電気事業者が持つ電線路を通じて利用した電力。16年4月から500kW以上の高圧需要家は、電気の供給事業者を選択したり、供給条件の交渉を行って、相対契約を結ぶことが可能となった。【資源エネルギー庁】

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