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環境ニュース[海外]

欧州委員会 ウクライナのBystroye運河開通に対して遺憾の意を表明

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2004.09.10 【情報源】EU/2004.08.25 発表

 欧州委員会はドナウ川と黒海を結ぶBystroye運河の一部航行開始について、深い遺憾の意を表明した。この運河は、ドナウ・デルタの中のUNESCO世界遺産地区を通る。また、この地区は、ラムサール条約の登録湿地でもある。
 ここで問題となるのは、当該建設事業のための包括的な環境影響評価が行われていないことである。欧州委員会は、完全なアセスメントが終了するまで、工事を保留するようウクライナ政府に求めていた。欧州委員会は、この立場を繰り返すとともに、適切な公衆協議及び越境影響の評価を含む環境アセスメントが完全に実施されるまで事業を停止する旨、ウクライナ政府が保証すれば、これを歓迎するだろうとした。【欧州委員会環境総局】

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