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環境ニュース[国内]

日本周辺水域主要魚種の16年度版資源評価内容を承認 全国資源評価会議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.09.15 【情報源】水産庁/2004.09.10 発表

 平成16年9月6日・7日に開催された全国資源評価会議で、日本周辺水域主要魚種の平成16年度版資源評価の内容が一部修正のうえ、承認された。
 資源評価は資源量予測、漁獲動向、海洋環境との関係などのデータを踏まえ、ABC(水産資源を最適な水準に維持・回復させるための生物学的許容漁獲量)の算定を含む資源の管理方針、管理を行った場合の効果予測などをまとめたもの。
 魚種・系群ごとに毎年作成されており、次年度のTAC(漁獲可能量)設定の基礎資料としても活用されることになっている。
 今回了承された資源評価ではマアジ、マイワシ、マサバ、ゴマサバ、スルメイカ、スケトウダラ、ズワイガニ、サンマ、ベニズワイガニ、カタクチイワシについての評価が示されており、修正箇所としては例えば資源状況が厳しいマイワシ対馬暖流系群で、ABCを数値で示さず、管理方策に「マイワシ専獲をやめ混獲も極力避ける」などの内容を記入することなどが今回盛り込まれた。【水産庁】

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