森林認証マーク「FSC」誕生10周年を祝う

　ドイツ・ボン市に事務局がある森林管理協議会（The Forest Stewardship Council)は、森林認証マーク「FSC」の誕生、10周年を祝った。
　森林管理協議会は、世界中の全ての森林を対象に、その森林管理を評価・認証し、ラベル付けを行う機関であり、その認証マークは、FSCと呼ばれている。ドイツでは、50万haの森がこの認証を受けている。
　ドイツ連邦政府は、公共調達で木材を購入する際に、FSC認証の取得を義務付けるための法令整備を、近く、行うことを目指している。また、現在、ドイツ連邦環境省は、違法伐採された木材の所有や市場流通を禁ずる、原生林保護法の制定に向けて作業を進めている。【ドイツ連邦環境省】