１６年度「原子力の日」ポスターコンクールの受賞作品を発表

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.10.05 【情報源】文部科学省／2004.10.04 発表

　文部科学省と資源エネルギー庁は１０月２６日の「原子力の日」にちなんだ事業として、共同で実施している「原子力の日」ポスター募集の平成１６年度選考結果を１６年１０月４日付けで発表した。
　１６年度は６月１日から９月７日までの募集期間中に、子供部門、一般部門をあわせて７，０３４点の応募があったが、５名の審査委員が審査した結果、子供部門から文部科学大臣賞として廣段（ひろだん）潤一郎さん（６歳）の作品が選定され、また一般部門から経済産業大臣賞として近内（こんない）頼子さん（１８歳）の作品が決定した。
　審査委員長で国際的に著名なグラフィックデザイナーの永井一正氏は、廣段さんの作品について「明るい世界を望んでいるというような、作品に託す思いが伝わってくる強い作品」、近内さんの作品については「画面に空気感があるしっとりとした作品でクリーンエネルギーを望んでいるという訴えかけにもなっています」と講評。
　なお同時に優秀賞４点・佳作６点・入選８点も決定されたほか、２４１名が応募した宮城県涌谷町立涌谷(わくや)中学校など９校が学校参加特別賞に選ばれた。【文部科学省，資源エネルギー庁】