景観法施行令案と景観法・景観関係法整備法関係政令改正案への意見募集開始

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.10.18 【情報源】国土交通省／2004.10.15 発表

　国土交通省は平成１６年１０月１５日までに、景観緑３法（注１）のうち「景観法」と「景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律（景観関係法整備法）」に関連して、（１）景観法の施行日を定める政令案、（２）景観法施行令の骨子案、（３）景観法・景観関係法整備法関係政令の改正骨子案をまとめ、これらの案について１６年１１月５日まで意見募集を実施することにした。
　このうち（１）は景観法の施行日を１６年１２月１７日とするもの。
　また（２）は「景観計画（注２）に許可基準を設定することができる自然公園法上の許可対象行為」、「景観計画で届出の義務づけを定めることができる行為」、「景観計画で行為制限基準を策定するための基準」−−など景観法施行のための細則を定めたもので、さらに（３）は「都市計画法施行令改正内容案」「建築基準法施行令改正内容案」「都市緑地法施行令改正内容案」「歴史的風土保存特別措置法施行令改正内容案」など関係政令の改正内容をまとめたものとなっている。
　意見は郵送、ＦＡＸ、電子メールで受付けている。　

（注１）景観緑３法は「景観法」、「景観関係法整備法」、「改正・都市緑地保全法」をさす。このうち「景観関係法整備法」には「屋外広告物法」、「都市計画法」、「建築基準法」など複数関係法の改正内容が規定されている。
（注２）景観法で、良好な景観形成が必要な地域について、その地域の景観行政担当自治体が住民の意見を聞いた上で策定できるとされている計画。区域内の建築物や農地に関する一定の規制内容などを定めることができる。【国土交通省】