四国森林管理局と四国４県が森林整備での協力を宣言

【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.11.15 【情報源】林野庁／2004.11.15 発表

　四国森林管理局と四国４県、嶺北交流ふれあい推進協議会から構成される「四国の森づくり実行委員会」は平成１６年１１月１４日に高知県本山町で、「みんなでつくる次代に引き継ぐ四国の森づくり〜森林と共生する文化の創造〜」と題するシンポジウムを開催し、この中で「四国の森づくりに関する共同宣言」を行った｡
　この宣言は、四国山地の森林が水源かん養、国土保全、自然環境保全、地球温暖化防止など、各県民の生活に寄与するさまざまな機能を果たしているとの認識に立ち、これらさまざまな機能を十分引き出すために、（１）森林整備の推進、（２） 木材利用の推進、（３）森林環境教育活動の推進、（４）四国の森づくりを推進するため１１月１１日を「四国山の日」とする−−などの活動を４県と四国森林管理局が協力して実施していくことを示したもの。
　なお４県と四国森林管理局は、宣言を踏まえ、１７年度以降、毎年１１月１１日を「四国山の日」として各種記念行事を展開し、四国各県民への森林整備の重要性の普及啓発活動を展開していく方針。【林野庁】