「環境会計ガイドライン２００５年版」公開草案への意見募集開始

【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2004.11.22 【情報源】環境省／2004.11.22 発表

　環境省は２００４年１１月２２日までに「環境会計ガイドライン２００２年版」の改訂版「環境会計ガイドライン２００５年版」公開草案をまとめ、この案について０４年１２月２２日まで意見募集を行うことにした。
　環境会計は、事業の中での環境保全活動のコストや保全活動により得られた負荷低減効果を、貨幣単位または物量単位で定量的に把握・分析し、公表するための仕組み。事業者にとっては自社の環境保全への取組みを効率的・効果的なものにしていく経営管理上の分析手段として利用でき、企業の外にいる利害関係者にとっては、企業の環境保全活動みを理解するための有効な情報として利用できる。
　今回の改訂では特に、（１）従来の事業活動に応じた環境保全コストの分類のほかに環境保全対策分野に応じた分類を提示したほか、（２）環境保全効果の分類の見直し、（３）環境保全対策に伴う経済効果の体系化、（４）環境会計の開示様式と内部管理表の整理・見直し−−を行った。　意見は郵送、ＦＡＸ、電子メールで受付けている。提出先は環境省総合環境政策局環境経済課環境会計ガイドライン改訂検討会事務局（住所：〒１００−８９７５東京都千代田区霞が関１−２−２、ＦＡＸ番号：０３−３５８０−９５６８、電子メール：env-acctg@env.go.jp）【環境省】