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環境ニュース[国内]

UNEP コンゴ・ウラン鉱山事故後の環境影響調査を実施

【発表日】 2004.11.09 【情報源】 【環境一般 環境アセスメント

 2004年7月にコンゴ民主共和国のシンコロブエ・ウラン鉱山で起きた崩落事故に関する環境影響調査が実施され、鉱山の崩壊や電離放射線への潜在的な曝露のリスクがあることが分かった。国連の調査団は、鉱山を閉鎖したままにすべきだと結論づけた。
 この事故では、鉱山の一部が崩落し、8人が死亡した。コンゴの連帯・人道問題大臣から、環境影響アセスメントを要請され、UNEPと国連人道問題調整部(OCHA)のコーディネートにより、調査団が結成された。調査団には、世界保健機構(WHO)、国際原子力エネルギー機関(IAEA)、国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)などの専門家も参加し、10月25日から11月4日まで現地調査が行なわれた。
 このウラン鉱山は、すでに独立前から閉鎖されていたが、1990年代後半からコバルトの採鉱が認められていた。シンコロブエでは、採鉱の安全性に関する規制が尊重されておらず、きちんとした管理もなされずに危険な採鉱が行なわれていた。
 今回の調査では直ちに環境に対するリスクはみられなかったものの、水、土壌、沈殿物などのサンプルを持ち帰り、スイスでさらに分析することにしている。
 今後3週間のうちに、技術的な報告書が準備され、シンコロブエ鉱山や同地域での他の鉱山に関する問題について、短期的・長期的な対策を打ち出す勧告が行われる予定である。【UNEP】

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