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環境ニュース[国内]

女川3号機の第1回定期安全管理審査結果公表 評定は「軽微な不適合あり」

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.12.17 【情報源】原子力安全・保安院/2004.12.16 発表

 原子力安全・保安院は平成16年12月16日、東北電力(株)女川原子力発電所第3号機について、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された第1回目の定期安全管理審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ公表した。
 定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、独立行政法人原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
 今回公表された女川3号機では、原子力安全基盤機構が「改善が必要」と判断した軽微な不適合が4件みつかったほか、機構による審査結果を検討した保安院も、主蒸、気逃し安全弁検査要領書の改正措置を、是正措置として機能するかどうか引き続き観察する必要があると指摘。「品質マネジメントシステム上の軽微な不適合」にあたる事例にこの1件を追加した。
 なおこれら5件の「軽微な不適合」のうち3件は、東北電力側が審査期間中に是正ずみ。全体としては品質マネジメントシステムが機能していると判断され、女川3号機の総合評定は「B」とされている。【原子力安全・保安院】

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