EU外からの排出権購入にゴーサイン

　オランダ内閣は、住居・国土計画・環境省のファン・ヘール国務大臣と、経済省のブリンクホルスト大臣の提案を採択し、EU域外からの排出権購入が間もなく可能となる。
　各企業は、温室効果ガスの排出を削減するため、2005年末から、途上国から排出権を購入することができるようになる。また、2008年からは、EU域外の工業国から、排出権を購入することもできるようになる。ただし、2008年からは、各企業は、自らの排出を削減するために、8％を越えない範囲でこれらの権利を使用することができるという上限値が導入される。残りの排出削減分は、自社の対策か、欧州内からの排出権の購入で達成しなければならない。【オランダ住宅・国土計画・環境省】（英語版）