EU　ギリシャ、ポルトガルで森林火災が深刻化

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.08.27 【情報源】EU／2009.08.24 発表

　ギリシャ、ポルトガルで森林火災が深刻化している。
　ギリシャで最も火災で危険な地域は、北東のアッティカ地方。さらに、アテネ近郊にも火災が広がり、住宅地を脅かしている。
　欧州委員会では、大規模な森林火災に対処するため、市民保護メカニズムによる救援活動を開始。ギリシャの要請に応え、既に、イタリア、フランス、スペイン、キプロスが消防用飛行艇などの支援を提供している。ギリシャへの救援活動は、EUの市民保護メカニズムにとって、2009年で最大規模のものとなっている。ただし、高温と強風が火勢を強めているため、依然として状況は厳しく、多くの住宅地では住民が避難を迫られている。
　また、ポルトガルでも、森林火災が広がり、EUの市民保護メカニズムでは、ポルトガルの要請に応えて、消防用飛行艇を利用できるようにするなど救援活動を行った。気象予報によれば、国土の大部分で、高温、低湿度状態にあるという。【欧州委員会環境総局】


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