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環境ニュース[海外]

世界海洋デーに、国連環境計画では海の生物多様性保護をテーマに映画「オーシャンズ」を上映、国連のバン・キムン事務総長もメッセージを発表

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2010.06.17 【情報源】国連/2010.06.08 発表

 2010年6月8日の「世界海洋デー」にあたって、国連のバン・キムン事務総長は海洋の大切さを訴えるメッセージを発した。人間社会のさまざまなニーズに応えている海の力を守るためには、さらに多くの取り組みが必要であるとし、今年で2回目となる世界海洋デーに当たり、世界各国の政府、人々に対して、世界の海洋の持つ大きな価値を認識し、その健全性と活力を守る取り組みに参加するよう求めた。
 世界海洋デーは、国連決議により2009年6月8日から公式行事となったもので、今年のテーマは「我らの海洋―チャンスとチャレンジ」。ガバナンスを向上することで、海洋や沿岸の生物多様性生態系サービスの減少を抑えれば、何十億ドルの費用を節約し、何千もの生命を救うことができるという。
 国連環境計画(UNEP)は、世界海洋デーの記念行事として、ナイロビにある本部で映画「オーシャンズ」を上映した。ジャック・ペラン、ジャック・クルゾー監督によるこのドキュメンタリー映画は、海洋保護の必要性を訴えるもので、最新の水中カメラを用い、4年間にわたり世界50箇所で海の生き物の姿を追っている。ベテランの水中カメラマンがフィルムに収めた約200種の生き物の姿を堪能できるという。【国連環境計画(UNEP)】

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