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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、エネルギー研究成果を事業化につなげる新部門を設置

エネルギー】 【掲載日】2015.02.25 【情報源】アメリカ/2015.02.11 発表

アメリカエネルギー省(DOE)は、省内で実施する研究の事業化を促進するため、新たに技術移行局(Office of Technology Transitions、OTT)を設置した。OTTはDOE全体の機能部門として、DOEの研究成果の商業開発をコーディネートする。また、法で設置された約2000万ドルのエネルギー技術商業化資金を管理する。この資金は有望なエネルギー技術を商業化に向け促進するため、民間パートナーとのマッチングファンドとして使われる。DOEは毎年100億ドル以上を投じ、大学や連邦研究機関で研究開発を実施している。この投資は、発明と技術革新の基礎を作り、低炭素経済への移行やアメリカの核の安全保障に寄与しているという。たとえば、DOEの国立研究所で実施された研究は、半導体照明(SSL)、自動車用バッテリー、太陽光パネル等、現在市場にある多くのエネルギー技術の基礎を築いた。医療機器、製造プロセス、水浄化などエネルギー以外の産業でも技術革新をもたらしている。研究成果の中には、短期間で商品化できる可能性のあるものもあり、OTTの設置により技術の市場への移行を促すという。【アメリカエネルギー省】

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