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環境ニュース[国内]

農林水産研究高度化事業 「研究領域設定型研究」の19年度研究領域を決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.01.18 【情報源】農林水産省/2007.01.18 発表

 農林水産省は提案公募型の研究委託事業「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」のうち、「研究領域設定型」の平成19年度研究領域を19年1月18日に公表し、2月15日までこれらの領域に関する研究課題の募集を行うことにした。
 この事業は、同省が現場に密着した農林水産分野の試験研究を推進するため、14年度から実施しているもの。
 公表内容によると、19年度は「全国領域設定型一般型」、「全国領域設定型リスク管理型」、「全国領域設定型輸出促進・食品産業海外展開型」、「地方領域」の4部門の中で計22領域を設定。
 たとえば、「全国領域設定型一般型」部門では、「カドミウム汚染土壌での野菜等品目別カドミウム濃度の解明と吸収抑制技術の開発」、「農水産業の現場で効果的な鳥獣被害防止対策技術の開発」、「植生遷移を加速させて針葉樹人工林を広葉樹林へと誘導する技術開発」、「マグロ類の人工種苗による新規養殖技術の開発」の4領域が対象領域に設定され、「全国領域設定型リスク管理型」部門では、「ヘプタクロル類の土壌・作物への残留予測と吸収抑制技術の開発」、「コイヘルペスまん延防止技術の開発」など5領域、「全国領域設定型輸出促進・食品産業海外展開型」では3領域、「地方領域」では、「有明海沿岸農業地帯大区画ほ場に適応可能な野菜類の環境保全型農業技術」など10領域が設定された。
 採択された場合の1課題あたりの上限研究費は、分野によって違い、「地方領域」が2,000万円、「全国領域設定型一般型」と「全国領域設定型輸出促進・食品産業海外展開型」5,000万円。「全国領域設定型リスク管理型」は研究領域の規模に応じて設定するとされている。
 応募の詳細は農林水産研究高度化事業のWebサイトに掲載された応募要領を参照することが必要。応募は郵送または持参、Webを通じた提出により受け付けている(注1)。

(注1)最終日はWebを通じた提出のみ受け付けている。【農林水産省】

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