一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

下水処理 新人です。OD法で困ってます。 

登録日: 2013年03月03日 最終回答日:2013年03月07日 環境学習 その他(環境学習)

No.39064 2013-03-03 16:46:43 ZWleb5b しん

春から本格的に許容開始しました。
処理人口1340人 日平均360m3/日 実際の流入量は約130m3/日
流量調整槽99m3 OD槽324m3 最終沈殿池86m3

秋ぐらいまで立ち上げてきて透視度70度くらいまであがりましたが、処理状態がいいというよりは滞留時間があっての透視度70度という感じでした。MLSSは4000mg/lくらいです。返送率は100%。曝気は好気が2.5h 嫌気が0.5h 機械停止が3hの1日6サイクル。余剰汚泥は約1m3/日。でした。これが秋の終わり、流量水温が20℃くらいから急激に下がり今では7〜8℃です。水温の低下に比例して処理状態も悪くなりいまでは透視度は15度くらいです。水温の低下に合わせて好気時間を少なくし、MLSSも5500mg/lくらいです。pHは流入で7.30 ODで6.80 終沈で6.90 放流で7.00。DOはODで1.50 終沈で1.00 放流で2.00。ちなみにBODは平均で約300 SS200です。これからもう少しSRTを長くしようと思っていますが、どうさたら良いのでしょうか?

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No.39076 【A-6】

Re:下水処理 新人です。OD法で困ってます。

2013-03-07 21:31:16 風林火山 (ZWl8e32

 私もJARUS−ODを経験したことはありませんし、実際に現場を見ていないので偉そうに指示を出せる立場ではないですが・・・私ならたぶん以下の措置をとって様子を見ると思います。

 DO計をディッチに入れたままにして10〜15分間隔でDOを測定し1サイクル分のグラフを作ります。0から増えていくスピード、ピーク値、停止後何分で0になるか明確に出ますからそれを見て曝気が多いのか少ないのかサイクル数は適切かを考えます。
 水温の低下に合わせて好気を少なくしたと書いてあるのでその判断はどうだったのかもわかると思います。

 SVを30、60、90、120まで測定します。
 現在97とのことですからそれがどこまで下がるかを観察します。 下がらないならバルキング等固液分離障害です。沈殿槽の汚泥界面でも概ね分かりますが。

 沈殿槽の汚泥界面を下げます。現在はどれくらいかわかりませんが (水面下1mくらい?)有効水深の1/3〜1/5くらいまで。

 MLSSを3000以下に下げます。ただし汚泥の引抜き或いは脱水の予算に余裕があるのが前提ですが。
 
 アンモニア性窒素と硝酸性窒素のパックテストを購入し計量証明の採水をする時に測定をしてBODとの関係を把握しておきます。可能なら毎点検毎測定する。
  

 最後に農集の維持管理のハウツー本で良いのが無いので社団法人 日本下水道協会発行の下水道維持管理指針(後篇)を購入することをお勧めします。またJARUSに電話してもアドバイスはくれますよ。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。とりあえず余剰汚泥の引き抜きを増やしMLSSを下げる方に設定を変更しました。こんな素人にみなさん わかりやすく回答をいただき とてもありがたいです。

No.39075 【A-5】

Re:下水処理 新人です。OD法で困ってます。

2013-03-07 16:57:00 papa (ZWlbd18

流量調整のあるODの操作には素人ですが、
SRTがかなり長いので、輪虫などによるフロックの食い荒らしがあるのかもしれません。溶存酸素濃度が高く無酸素時間が短いとそのような動態になることがあります。
もともとODの汚泥は細かくて沈降しづらいので微細汚泥の流出はある程度覚悟しておいたほうがいいと思います。とりあえずBODが十分低いようですので処理は十分と思いますので、やはり最終沈殿池で多少は固液分離障害になっているのではないかと思います。
SRTは十分長いので、MLSSを下げていく余裕がありますので順次下げてゆく中でどこかでバランスの取れるポイントがあるはずです。
負荷率と水温から見てMLSS2000くらいでも十分に運転が可能と思います。

回答に対するお礼・補足

ご指導ありがとうございました。これからもいい状態をめざし、それを維持できるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

No.39074 【A-4】

Re:下水処理 新人です。OD法で困ってます。

2013-03-07 12:38:49 papa (ZWlbd18

さして参考にならない回答にご返事いただきありがとうございます。
下水屋的発想でのOD運転は
ODを教科書どうり受け止めるのではなく、完全混合の単槽無酸素好気運転と考えて操作している場合がほとんどです。流量調整なしということを積極的に利用して無酸素時間と好気時間を組み合わせたサイクルを設定しています。流量変動に対しては最終沈殿池の容量でカバーするという設計思想に基づいた運転になります。
流量調整があると沈殿池のピークカットにはなりますが、流量変動を積極的に利用することができません。
ODのHRTが60hr程度ありますので日間の負荷変動を調整する意味での流量調整というのは現状では意味がありません。
下水屋的発想でODをどう操作しているかというと、
1 アンモニア性窒素は完全硝化させて残存させない(N-BOD対策)
2 亜硝酸性窒素は解体に進む原因となるので許容限度を設定しておく
3 硝酸性窒素は10mg/l程度以下になるように無酸素サイクルを調整する(pH低下抑制)
完全硝化の時点でBOD処理は完了しているとみなせるのであとは固液分離に注意を払ってる程度かと思います。SRTはどうやっても十分な日数は確保できますから、無酸素状態を維持できる程度のMLSSがどうしても必要になります。水温低下時は無酸素サイクルの維持のためにMLSSを高めに維持している処理場が多いと思います。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。すみません、もう一つ質問させてください。放流のBODが少ないのにSSが多いという事は凝集不良ですよね?終沈で水面積負荷を少なくしたり、滞留時間をとると透視度は若干よくなります。BODがすくなくSSが多い。それで透視度が悪いという事は処理が良好とは言えないですよね?

No.39073 【A-3】

Re:下水処理 新人です。OD法で困ってます。

2013-03-06 18:01:14 papa (ZWlbd18

流量調整槽付のOD処理場に係わったことがないのできちんとしたアドバイスは風林火山様のほうを参考にしてください。
処理に携わる者としては関心がありますので、少しだけデータを追加して開示してください。
お願いしたいのは、処理水の形態別窒素の分布です
アンモニア性、亜硝酸性、硝酸性窒素の分布がわかるとかなり正確なアドバイスが可能になると思います。

一般的な下水屋の見解ですが、下水道としての設計基準によるものは流量調整槽がありませんので、最終沈殿池の水面堰負荷がJARUSより小さく設計されています。したがって最終沈殿池が流量調整の役割を担っているので高いMLSSの運転ができます。

しかしながら、流量調整槽のある農集排では水面積負荷が高いため、高いMLSSを抱えると固液分離障害となりやすいと思われます。風林火山様の回答にあるように流量調整付の農集排でMLSS4000まで抱えるのはかなり難儀なことと推察します。水量負荷が設計の1/3程度、流入濃度が設計の150%でも負荷としては設計の50%程度ですから、ご質問にあるようなMLSSで運転する必要はないと思います、
処理がうまくいかないというよりは、高いMLSSでの最終沈殿池の個液分離障害とか亜硝酸蓄積とか原因はいろいろ考えられます。
流入水の水温はさほど低いわけではなく、最も処理しやすい領域にありますので冬になって水温低下で配慮するレベルにはないと思います。
汚泥量と負荷量から考えるとSRTを現状以上に長くする意味はないと思います。
但し、以上は農集排のODをいじったことのない下水屋の見解ですので念のため。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。窒素は測定していないのでわかりません。試しにSRTを長くしてみたのですが状態が悪化したので、余剰汚泥の引き抜きを増やし、MLSSを下げる方に切り替えました。風林火山様やpapa様の回答がすごく勉強になり、感謝しています。

No.39072 【A-2】

昨日に続き

2013-03-06 08:45:20 しん (ZWleb5b

昨日に続き放流のデータです。透視度は15〜20℃ pHは6.50〜6.65 DOは2.50前後。BODは2〜5mg/l SSは8〜18mg/lです。SSが多いです。素人なので経験と知識がないので五感にたよって色や臭いを気をつけています。今の曝気だと見た感じ透明感は少しいいのですがSSが多いせいで透視度が20度前後と悪いと思います。SVの分離したうわ水は1日おいておくと透視度が60度くらいです。

No.39070 【A-1】

Re:下水処理 新人です。OD法で困ってます。

2013-03-05 19:08:15 風林火山 (ZWl8e32

OD法は流入量(負荷)の変動に強いと言われていますので通常流量調整槽は付いていないと思いますがそれがあるということは農集のOD(JARUS−OD H型)でしょうか?

 質問を読んだ直後、最初に思い浮かんだのはエサ不足で汚泥が解体気味になっているのでは?ということでした。計算上ではBOD−SS負荷はOD法の標準的な範囲内ですが流入130m3/日に対してMLSS5500mg/lは多すぎる気がしたからです。
 水温は私の管理する処理場でも低いですから寒冷地では特異なことではないでしょう。

 供用開始後1年弱でMLSSが5500まで上昇し、さらに余剰汚泥まで1日1m3抜いているということですので汚泥の増え方が異常に速いです。流入BODも平均300mg/lとの事ですがここまで高い負荷が入る原因は何かあるのでしょうか。
 流入BODが本当にいつもこれくらい高いのでしたら最初に思ったエサ不足による解体説は該当しませんので違う原因を探さなければなりません。

 後から回答される方の為にもう少し質問します。

* 曝気2.5h 、撹拌0.5h 、停止3h ならば1サイクル6hとなり1日 4サイクルになります。6サイクルが正しいのなら停止は1hで1サイ クル4hではないですか?(停止3hは長い)
  汚泥濃度が5500もあれば曝気停止後撹拌中にDOが0になると思うのですがその後3hも停止しているのですか?
* 流量調整ポンプの1日の運転時間はどれくらいですか?
* 透視度以外の放流水データはありますか? BOD,COD,SS  等  あとSV。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。質問する側が間違っていて申し訳ないです。JARUS-OD96型(汚泥量調整機構)です。曝気2.5h 攪拌0.5h 停止1hの6サイクルです。こちらでは簡易的な試験しか行わないので(SSは測定しますが)BODとSSの数値は月に2回業者が行う法定検査です。流調ポンプは130m3/日を24時間で均等に流れるようにしています。SVは97です。10月の後半でOD槽でMLSS3800 DO0.02 SV89 水温17℃の時が状態が良かったので、冬を迎える為にMLSSをあげました。

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