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環境Q&A

フミン酸の酸性基を定量するための滴定実験 

登録日: 2015年11月10日 最終回答日:2016年01月01日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.40220 2015-11-10 09:28:33 ZWld29 環境太郎10

フミン酸にはカルボキシル基やフェノール基などの酸性基が含まれています。
これらの酸性基を測定するためによく滴定実験が行われています。
pHを3ぐらいに下げてそこからNaOHを添加して、OH-添加量とpH上昇の関係を調べる実験です。
この実験を行う時に質問なのですが、フミン酸のようなpH3では溶解しないような物質でもこの滴定実験は適用できるのでしょうか?

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No.40274 【A-1】

Re:フミン酸の酸性基を定量するための滴定実験

2016-01-01 15:34:19 Nobby (ZWlcf60

>フミン酸のようなpH3では溶解しないような物質でもこの滴定実験は適用できるのでしょうか?
溶解しないとは水に溶解しないという意味ですか。
水に溶解しなければ溶解するような溶媒を使用すれば測定できると思います。

フミン酸の測定の経験はありませんが、一般的なエステル化合物(水に溶けない)の酸価を測定するのにトルエン、キシレン等の芳香族の溶媒にエタノールを併用して溶媒として用い、水酸化カリウムエタノール溶液で電位差滴定を行う方法があります。

回答に対するお礼・補足

Nobby様

ご丁寧なご返答ありがとうございました。
確かに水を使う必要はありませんね。
大変役にたちました。
ありがとうございました。

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