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環境Q&A

ダイオキシンと電子レンジ 

登録日: 2004年07月05日 最終回答日:2004年07月10日 健康・化学物質 ダイオキシン

No.6679 2004-07-05 15:34:50 きみどり

こんにちは!”ダイオキシン”について最近は耳にしなくなりましたが、まだ未解決問題なんですよね。
サイトを見ていて、わからなかったのは、電子レンジで暖めた弁当のぷらケースから発ガン性をもたらすという噂・・あれは、実際どうなんでしょうか?妊婦さんには悪影響と一時騒がれていましたが、そんな中で、レンジOKのプラスチックタッパーは販売されているし、100円ショップにも置いてあります。いいんならいいのかな?と思いつつ、実際レンジでチンして使用していますが、本当のところは、どうなんでしょう?メーカーに聞くべきこととは思いますが、何しろ世間のメーカーは体に悪いとわかっていても、利益のためか、いろいろなレトルト食品を開発していると聞きます。そして、当の開発者は絶対に食べないという・・・つまり、信用できないんですよね。(これは食品メーカーのことですけれど。)とにかく、その辺のところをこちらで是非教えていただきたいと思いメールいたしました。
よろしくお願いいたします。

総件数 8 件  page 1/1   

No.6718 【A-1】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-08 13:09:25 ドグラマグラ

>電子レンジで暖めた弁当のぷらケースから発ガン性をもたらすという噂

これはダイオキシンと何か関係があるのですか?
安全性の確認なら、食品メーカではなく
@電子レンジメーカにどういう仕組みで加熱するのか
A包装メーカ・プラ製品メーカに耐熱温度は何度か
を確認すればどうでしょう。何でチンすると熱くなるのかをまず理解したほうが良いと思います。噂に流されるのは馬鹿らしいですよ。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。この噂は、4年前にワイドしょーか何かで、耳にしたことです。ダイオキシンとは関係ないんですか。燃焼はダイオキシンで加熱はなんだ?の違いですね。 

No.6722 【A-2】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-08 14:28:32 東京都 / ちしゃ

こちらも以前、
家庭でのダイオキシン発生について
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=1733
という同趣旨の質問があります。
家庭で使われる容器には塩素系のものは少ないそうです。

回答に対するお礼・補足

過去の質問履歴とってもさんこうになりました。ありがとうございます!!

No.6723 【A-3】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-08 14:33:21 東京都 / ちしゃ

追加です。

コンビニの容器の加熱については大阪市がテストした事例があります(ダイオキシンではありませんが)。
http://www.city.osaka.jp/Lnet/oshirase/20040616.html

その結果では、
・5検体のうち1検体からプラスチックの酸化防止剤であるDTBP、PTBBA及び環境ホルモン様作用のあるPTBPが検出され、他の1検体からDTBPが検出された。
・2検体では加熱時間とともにDTBP,PTBBAは食品中の含有量が増加してお
 り、容器から弁当に移行しているらしい。
・ただし、この弁当からのの摂取量は動物実験で報告されている毒性を現す量
 の約1/500〜1/30,000で人体に影響がある量ではない。
とされています。

回答に対するお礼・補足

むむむっ!!心配の範疇ではないにしても、やっぱり完全無害ではないんですね。そのDTBP,PTBBAは体内に蓄積せずに、その都度排出されるものなら、将来的に人体的ダメージは起きないですね?化学の進歩と共に新たな病気が生まれ、ワクチンの開発といたちごっこのような現代社会、安心できて快適な生活が理想で
す。ありがとうございました。

No.6741 【A-4】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-09 05:44:22 ののさん

>こんにちは!”ダイオキシン”について最近は耳にしなくなりましたが、まだ未解決問題なんですよね。
解決しています。人に対する毒性は弱いもので、何も心配する事はありません。また、環境中のダイオキシンも食品中のダイオキシンも激減しました。私は、年金生活者です。企業とは何の利害もありません。環境問題は余りにもいいかげんで、人騒がせが多いので、本当の事を伝えようとこのホームページに時々参加します。環境ホルモンも、環境省が「疑わしい」としてリストを発表したのですが、そのリストそのものを撤回しました。「疑わしい」として調べたが、重大なものは見つからなかったのです。だからこれも心配される事はありません。

回答に対するお礼・補足

マタカさんとののさんの回答欄が入れ子になっています。失礼いたしました。マタカさん。怒っていらっしゃるんですか?おっしゃることはわかっていますよ。世の中の便利な生活の中の多くは、気をつければ安全ということくらい。ダイオキシンのことは置いておいて、昔の時代から存在した自然の摂理に因る有害物質は、今こそ原因を追究出来ることで、回避できる問題はたくさんあるとおもうんです。しかし、昔のひとは、不治の病などと呼んで、原因がわかっていても命を落としていたと思える病気もあますよね。結核や癌(例えば、栄養のバランスや有害物質の取りすぎ)など今では、治療が出来ます。つまり時代と共に食物や生活器具、医療技術、化学の進歩によってさまざまな発展があり、化学反応も起こし、その先に余地せぬ、トラブルが待ち受けている。それらは問題が発生しない限り、わからない事があるわけですから、そういう意味で申し上げたわけです。なんでも暫くすると、実際のところの詳細がわかる。「ダイオキシンの問題は、結果的に大した事無かったからすっきり!」なわけありませんよね。心配するほど、悪くなくても、悪い存在ゆえに、悪化させないように専門家の人たちが、研究してくれているんですから。記憶の中で削除は出来ません。時々思いだしますよ。生活に密着している問題でしたから。そして、健康で快適な生活をしていくために、”消費者だって考えなくてはいけないですよ。で、なければ、”人任せで無関心な日本人では?言いたい事ご理解いただけたでしょうか?よろしくお願いします。

No.6764 【A-5】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-09 23:31:59 マタカ

>むむむっ!!心配の範疇ではないにしても、やっぱり完全無害ではないんですね。

 完全無害のものなんて、この世に存在するのでしょうか?
 サラリーマンの語源となったサラリー=塩がなければ動物は生きてゆけませんが、摂取しすぎると循環器系特に高血圧の人にとっては大きな障害を引き起こしますし、水でさえ飲みすぎれば腹下しをします。
 酸素がなければ、人間はせいぜい数分しか生きられないでしょうが、過剰に酸素があると火災・爆発による危険が増加します。
 酸素の例は、世間で言われている有害無害の概念と少し違うかもしれませんが、リスクマネジメントの上では同等に扱われるものだと思います。
 即ち、有害か無害かを評価するときに、有無で評価するべきではなく、閾値といって、そのレベル以下では害は生じないとされる値があるので、その値を超えているか否かで考えるべきではないでしょうか。
 なお、ダイオキシンは石油化学が発達した現代の産物のように思われていますが、太古の昔から、どこでも火事が発生したら生じていた物質で、特に海塩粒子の影響を受ける地域で山火事が起きたら多量に発生します。
 一昔前には、プラスチックごみを庭先で燃やすことは当たり前に行われていましたが、煙にむせて咳き込むことはあっても、死亡したという例はおろか、健康障害が起きたという事例も聴いたことがありません。
 ダイオキシンが無害だと主張しているわけではありません。ダイオキシンが検出された=危険・危ないというのは間違いでレベルの問題だと思うのですが、いかがでしょうか?

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。問題解決しているんですか?環境省のHPを見る限り、調査審査結果や新開発技術の募集などしていますよ。原因と詳細がわかって、大して心配は無いという結果がでているので、ニュースに出てこないのはわかります。でも”ダイオキシン”という現代社会の産物は事実無害ではないと思います。下記のサイトをみて、いまだ現在進行形であるといいたいのです。

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=7911&oversea=0
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=7973&oversea=0

No.6768 【A-6】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-10 10:15:12 ドグラマグラ

ダイオキシン問題については、小規模焼却炉の規制や自治体規模の大型焼却炉の改良により、発生面ではかなり解決してきたとは思います。

そもそもダイオキシンは即効性がない、つまり青酸カリのように飲んだらすぐ死んでしまうものではないということは当初から言われています。体内にたまって、色々悪さをするタイプの毒物です。ですから、家庭でプラを燃やして死んだ人はいないわけですが・・・。

カネミ油症などの例もあるように人体に害があることは間違いなく、遅効性である以上、もう安心とはいえないでしょう。継続的に、発生させないように注意を払うことが大切であると思います。
法規制も為されていますし、廃棄物処理に関わる人間は日常的にダイオキシン問題に取り組んでいます。現場の人間にとってはまさに現役の問題なわけです。

最もいけないのは、ニュース等のメディア露出が減ってきたら、もうその問題は解決して再発することはないんだと安心すること、またはきれいさっぱり忘れてしまうことではないでしょうか。そういう「熱しやすく冷めやすい」態度が、公害をいつまでもなくさないのだと思います。

No.6770 【A-7】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-10 13:49:15 ドグラマグラ

蛇足ですが、「ダイオキシン」と呼ばれるものは、最も単純に言うと「塩素と酸素を含む化合物」です。どちらも自然界には豊富にある元素ですので、火事が起きてもダイオキシンが発生する可能性はあるといえるかもしれません。
しかしながら、ダイオキシン類と呼ばれる物質になるにはある法則にしたがって結合せねばなりません。所謂「ベンゼン環」が酸素原子をはさんで結合した状態です。よって、ベンゼン環と塩素を含む物質を燃焼(酸化)させると、ダイオキシン類が生成されやすいのは納得でしょう。ベンゼン環がなければ、塩素を含んでいてもダイオキシン類が生成されないと言う学者もいます。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。実際に管理してくれる方々がいらっしゃるから、私たちは安心できるんですよね。ごみの捨て方もかなり、徹底されてきていますが、全国民が一丸となって!では、無いですよね。これに限りませんが、自分ひとり位やらなくても、ダイオキシンにいたらないだろうレベルの意識が、全体的な効果を下げてしまうのに。物があふれてる日本、不況もあって、リサイクルがはやってはいるけれど、物を粗末に捨てる人はゼロにはならないでしょうね。それが普通の状態で環境を維持していくわけですよね。今回このページで意識が高まりました。発砲スチロールを洗いはしても、乾燥させずにごみ袋へ入れていた私は恥ずかしいです。そこまでする理由を考えたことがありませんでした。いわれたままに分別するだけじゃ、本当の環境保護協力者ではない。おそらく、私レベルの市民はいっぱいいるはずなので、もっと呼びかけ、認識していくべきですよね。今のお母さんたちが子供たちにしっかり教えてくれることを願います。

No.6775 【A-8】

Re:ダイオキシンと電子レンジ

2004-07-10 20:49:39 マタカ

 確かに、私は怒っています。
 きみどりさんにでなく、「ダイオキシンが検出された=危険・危ない」という世間の風潮に対してです。
 そして、

>むむむっ!!心配の範疇ではないにしても、やっぱり完全無害ではないんですね。

という表現から、きみどりさんもその一員かと誤解してしまいました。すみませんでした。

 私が言いたかったのは、
・有害な物であっても、健康には障害が出ないレベルがある(多ければ多いで害があり、少なければ少ないで欠乏症を起こすものもあります)
・また、蓄積性があっても全く排出されないわけではない
・従って、検出されたと言うだけで騒ぐのは間違いだ

ということです。

 ただ、おっしゃるとおり、科学技術の進歩に伴い、これまでわかっていなかった健康への影響が新たにわかるということはあると思いますが、これもレベルの問題です。
 私は、初めて血液検査をした20歳の頃に高脂血症と診断されましたが、30数年経った今は「体質」によるものだろうと言うことに落ち着いており、日常生活には全く支障を感じていません。
 しかしながら、これも、もしかしたら体質以外の何らかの要因によるものであったということがわかるときが来るかも知れませんが、日常生活に支障を感じないような異状は、異状ではなく正常なのではないでしょうか?
 悪いとわかっているものを好んで摂取する事はありませんが、塩分の取りすぎになって体によくないとわかっている塩辛をつまみに酒を飲むというように、美味しいものを食べ、毎日を楽しくを過ごすということも、人間が生きて行くためには大切なことだと思います。
 逆に、日常生活にはほとんど支障がないレベルのものにまで、ダイオキシン対策の為という名目で巨万の経費を投ずることが本当に必用なのでしょうか?

回答に対するお礼・補足

マタカさん回答ありがとうございます。怒っていたのはそういう意味だったんですね。言葉って難しいですね。私こそ、がんがん言ってしまってすみませんでした。
マタカさんの疑問点2点について長くなりますが・・・
>日常生活に支障を感じないような異状は、異状ではなく正常なのではないでしょうか?
=本人が支障が無ければ正常ともいえますけど、あくまでも支障が無い限りですよね。塩分控えないとだめな人が、しょっぱいものが大好きだったら、健康な人より、発病しやすいわけだし・・。運良く、弱い部分に関心が無ければOKですよね。でも塩分控えるより塩分でおいしく楽しみ、我慢しないでしょうね。それは自由だと思います。
私場合を例に挙げると、以前に弦楽器に凝っていて、1日中弾いていたんですね。それが5日間ぐらい連続して、触っていたら、突然”ブチッ”と音がして、指の人体数本を切ってしまったんです。生まれつきに筋肉がの伸縮性がよろしくなく、疲労回復が十分でなかった結果何ですけど、演奏をあきらめれば、支障の無い生活を遅れますよと言われました。私が、弦楽器を弾こうとしなければ、正常でいられるけど、弾こうとすれば、異常な状態なので、悪化させてしまうでしょう。長い例になってしまいましてすみません。
しかし、体質と人口物質から発生する異常とは別に分けて考えるべきでは?逆にどんな体質の人だと、影響しやすいなど、知りたいし、環境保護だけでなく、絶対に人体に影響しない協力な成分を常時摂取することで(例えばトマトのリコピンが効く!とかね)避けられるなら、100セント無害なんてこともありえちゃう”マタカさん怒らないでね!
>日常生活にはほとんど支障がないレベルのものにまで、ダイオキシン対策の為という名目で巨万の経費を投ずることが本当に必用なのでしょうか?
=うーん。そうですね、確かに、自分で蒔いて掃いてるわけだし、税金の浪費ですよね。命に関わらな意という事で、予算から、排除されてしまうのも不安ですし・・
お金と時間の使い方は、個人経営者レベルで経済的にやりくりして欲しいいうところでしょうか。偏見なんですけど、税金て無駄に使われがちですもんね。
変な話、消費者サイドでは、新しいビジネスになってませんか?ダイオキシンは発生しない、何かを発明すれば、燃焼温度や審査の不要になる未来があるかもしれない・・。

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