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環境Q&A

リバイバル!二槽式洗濯機 

登録日: 2004年04月03日 最終回答日:2004年08月03日 水・土壌環境 水質汚濁

No.5530 2004-04-03 23:59:28 JPCCN関西 化情技セ

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

二槽式洗濯機で石けんでお使いの方は、きっとその洗浄力のすばらしさに日々納得していることでしょう。合成洗剤でよくある「生乾きのにおい」や、全自動洗濯機の「洗濯槽の黒かび」など全く気にしない洗濯生活に、昔も今も変わらない本当の清潔な生活のありがたさを実感することでしょう。

二槽式洗濯機は、以下の利点があります。

●洗濯液(石けん水)が、洗濯物の吸収で失われた分の継ぎ足しだけで再使用が容易にでき、水と石けんの節約になります。
●洗濯槽は固定されているため、黒かびの発生で不潔になる心配がなく、洗濯槽の掃除で手を煩わせることがありません。手入れは石けんかすなどが付着した場合に限り、濃い目の石けん水でこすり落とすだけでOK(石けんを正しく使用して洗濯すれば、石けんかすがこびりつくことは滅多にありません)。高価な洗濯槽洗浄剤を購入したり、洗濯槽洗浄剤を大量に使用する罪悪感もありません。
●マイコン制御など不要な機能がなく、トルクの大きい洗濯槽モーターと、洗濯と脱水の二重タスク、石けんのすすぎをさらに簡単にできる注水脱水機能など、ほんとうに必要で便利な機能がしっかりしている堅実さで、全自動洗濯機にありがちな洗濯の失敗や故障などのトラブルも少なく、末永くあなたの生活のサポーターとして活躍してくれます。
●本体価格もお手頃(3.5〜4kg洗いで約2〜3万円程度)で、家計にもやさしいです。

全自動洗濯機の普及は、合成洗剤とそれらによる水質汚濁の歴史とほぼ並行しているともいわれます。合成洗剤に最適化された設計で、全自動洗濯機の基本機能を活かすかぎり、洗濯液はワンウェイで排水するため、必然的に合成洗剤の使用量が多くなるようになっています。洗濯機というハード面の見直しも重要なことと考えます。

二槽式洗濯機で石けんを使っている方、あるいは二槽式洗濯機での石けん洗濯を新しく発展的なライフスタイルとして実現したいという方からのご意見や体験談、メッセージをお待ちいたしております。

21世紀の現在も、これからも、
がんばれ!二槽式洗濯機!

石けん洗濯のお役立ち情報は、以下のURLに今すぐアクセス!
http://www.jpccn.org/jpccn-cit/soap.html

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No.5564 【A-3】

Re:「洗う」という意味を忘れさせた、全自動洗濯機

2004-04-07 22:12:03 JPCCN関西 化情技セ

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

みなさんにお聞きしたいと思います。
あなたは、「洗う」とはどういうことを意味するとお考えでしょうか。

では、最近の全自動洗濯機での「洗濯」では、ほんとうに「洗った」ことになるのでしょうか?

「省エネ」やら、「衣類にやさしい」やら、理解に苦しみますが、最近は、前の発言にもあったように、マイコン制御による弱い水流のものが多くなっているようです。

しかし、弱い水流では汚れが落ちるはずもなく、さらに洗浄力に乏しい合成洗剤を使えば、生乾きのにおいがするのも当然でしょう。しかも、二槽式洗濯機では手入れ不要のはずが、全自動では、同じように使えば最悪の場合は黒かびが衣類に付着するといいますから、ここまでくれば、もう笑い飛ばすしかありません。

いくら「省エネ」でも、これではいかがなものでしょうか。効果がないのであれば、いくら省エネでも、電気と水と洗剤の無駄です。
もし二槽式のほうが電力消費が多くなったとしても、全自動のように、洗濯の失敗で洗いなおさなければならなくなる確率はきわめて低いですし、何より清潔に仕上がりますから、結局は電気も水も洗剤も有効に利用されたことになるのです。

全自動を再考すべきと考える方、
これでも、あなたは「省エネ設計」のマイコン制御の全自動洗濯機をあきらめきれませんか?

No.5552 【A-2】

Re:リバイバル!二槽式洗濯機

2004-04-06 08:24:00 東京都 / サラリーマン

ご意見に水をさして恐縮だが、
二槽式は全自動より水を使う。私はほんの2年前まで二槽式の方が電気も水も使わないと信じて使っていた。
ところが壊れてしまい、家内や電気店の薦めもあって全自動を買ったが、このほうが制御が細かく電気は食わず水も大幅に減った。
これは体感的事実であるし、各家電メーカーも類似のデータを公表している。
ご意見はせっけんがいいという主張とかと思うのだが、全自動については再考を促す。

回答に対するお礼・補足

どうやらあなたも家電業界と合成洗剤メーカーとの結託による洗脳の被害者のようです。
このような発言は慎んでいただきたいところですが、被害に気付いたという点においては、あなたにとっても、この議論への参加者にとってもよかったのかもしれません。
サラリーマンさんが前に書かれている一行(「ところが壊れてしまい…」の前まで)が正しい記述であり、その後は根拠のないことです(ただ、実際の使用とは無関係に、実験条件を調整することで、全自動洗濯機に関して都合のよいようなデータを得られるようになることを忘れてはなりません)。
誰が考えても、二槽式洗濯機が機械の機構上壊れにくく、節水型であることは容易に理解できます。
例えば、全自動洗濯機の半分の洗濯容量の二槽式洗濯機での洗濯に使用する水と石けんの量を1とした場合、
同じ量の洗濯物(全自動洗濯機1回分)を洗濯するのに使用する水や石けんの量は、
全自動洗濯機での洗濯1回では2の水や石けんを使うのに対し、
二槽式洗濯機では、1回目で1、2回目で洗濯物が吸収した分を約30%として、それによる不足を補う0.3で合計1.3となり、
二槽式洗濯機は水や石けんの使用量を約35%も節約できる計算になります。
さらに、すすぎの際に界面活性作用を失う石けんは、合成洗剤の場合に比べてすすぎ時間やすすぎ水の量が少なくて済みますので、このことによる節水効果も大きいものです。
このように、石けんと二槽式洗濯機での洗濯による節水効果は、疑う余地がなく明らかです。

No.5532 【A-1】

全自動洗濯機をご使用の方へ:今すぐ二槽式洗濯機に買い換えよう!

2004-04-04 13:02:32 JPCCN関西 化情技セ

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

全自動洗濯機を使用中の方は、「壊れてもいないものを廃棄するなんて、環境によくないのでは?」と躊躇されている方も多いのではないでしょうか?でも、今後の将来のことをよく考えてみてください。そういう口実の惰性でずっと全自動洗濯機を使い続けている限り、全自動洗濯機の数々の悩みから解放されないだけではなく、洗剤や水を無駄にし、洗剤(とくに合成洗剤)や洗濯槽洗浄剤による環境負荷をいたずらに大きくし、水環境を汚染し続けることになるのです。

あなたもすぐに、家電店で以下のようにアクションを起こしましょう。

1.家電リサイクル法に基づき、全自動洗濯機の回収を信頼のおける家電店に依頼しましょう。
2.あなたのライフスタイルに合った二槽式洗濯機を選びましょう。ついに家電の優等生、二槽式洗濯機の購入です。
※3〜4人家族程度であれば、普及型の3〜4kg洗いで十分です。大家族のための大容量8kg洗いタイプ(価格は普及型の2〜3倍)もあります。
3.全自動洗濯機と引き換えに、二槽式洗濯機の納品です。セットアップも簡単です。
4.オレイン酸含有量の多い油脂でできた粉石けんを選びます。通常の洗濯では、炭酸塩が30〜40%含まれている製品の使用が最適です。また、金属イオン封鎖剤が含まれていないことを確認しましょう。
5.これであなたも、清潔に洗い上げながら、水環境にも配慮する、「ほんものの洗濯生活」の快適さを実感できることでしょう。

また、JPCCNでは、会員サービスとして、二槽式洗濯機の活用や洗濯に関する相談への対応や情報提供などのサービスを常時保証つきにて提供させていただいております。快適な生活のために、ご利用になることをおすすめいたします。

石けん洗濯のお役立ち情報は、以下のURLに今すぐアクセス!
http://www.jpccn.org/jpccn-cit/soap.html

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