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三菱化学、有機薄膜太陽電池使用の発電する建物外壁ユニットを大成建設と開発

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.03.27 【情報源】企業/2014.03.24 発表

 三菱化学は、有機薄膜太陽電池を使用した、発電する建物外壁ユニットを大成建設と開発した。都市型ゼロエネルギービル(ZEB)の実現に向けて大成建設が技術センター(横浜市戸塚区)内に建設中の建物「ZEB実証棟」に導入し、実用化を目指して実証実験を始める。この外壁ユニットは薄さ、軽さ、色の自由度、デザイン性が特長となる。
 三菱化学の有機薄膜太陽電池は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「有機系太陽電池実用化先導技術開発」に採択されたもので、これまで実証を進めてきた。大成建設が持つ建物外装に関する設計・施工技術を活用することで、建物の屋根や屋上に加え、側面のスペースを有効活用でき、多くの発電量が確保できる。
 建物の外壁に太陽電池を設置するには、建物に求められる大きさや色などデザインに対応する柔軟性や軽量性、機器更新の容易さなどが必要で、本格的な外壁対応型太陽光発電パネルは実用化されていない。三菱化学と大成建設は今回、こうした課題を解決し、さまざまな階の高さや幅に適応して多様な色が選定できる外壁ユニットを開発した。
 この有機薄膜太陽電池外壁ユニットは、屋根面積を大きく取ることができない都市の建物でのZEB実現の可能性を高める。ZEBは、年間の1次エネルギー消費量を正味ゼロかほぼゼロにする建築物を指し、経済産業省の研究会が提唱している。三菱化学と大成建設は今後、ZEB実証棟で太陽電池外壁ユニットを実証して実用化を図る。【三菱化学(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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