一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境用語 自然林

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

自然林

シゼンリン   【英】Natural Forest  

解説

人が手を加えていない森林。日本の自然林には、暖温帯では九州・四国・本州の関東以西および東北地方の海岸に成立するシイ・カシ・タブ林などの常緑広葉樹林、また冷温帯では本州の山地や東北地方・北海道に成立するブナ・ミズナラ林などの落葉広葉樹林、本州の亜高山・高山帯シラビソ・オオシラビソ林やハイマツ林、北海道のエゾマツ・トドマツ林などがある。

自然環境保全基礎調査植生調査では1kmメッシュ毎に植生自然度(この分類では植生自然度9に相当するメッシュが自然林とされている。)を調査している。これによれば、植生自然度9のメッシュは、日本全体の17.9%しか存在していない。

日本の自然林は、太古の昔から森林が利用されてきた歴史に加えて、戦後の伐採・植林などによって、大幅に減少した。現在、大規模な自然林は世界遺産に指定された白神山地ブナ林など、わずかに残されているのみである。

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