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二次粒子 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2015.01.23

二次粒子

ニジリュウシ  

解説

浮遊粒子状物質(SPM)の成分をその起源に着目して分類したものであり、発生源から粒子の形で大気中に排出されたものを一次粒子と呼ぶのに対して、硫黄酸化物などのガス状物質として排出されたものが大気中で光化学反応などにより粒子に変化したものを二次粒子と呼んでいる。

原因となるガス状物質としては、海洋・生物活動に由来するHS、CH3、SCH3、NOx、NH3など、植物由来のテルペンなど、化石燃料の燃焼に由来するNOx、SOxなど、産業活動に由来する炭化水素類などがある。

SPM全体に占める二次粒子の割合は調査地点により変化するが、大まかにいって30-50%という推計結果もある。

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