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国際熱帯木材機関 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

国際熱帯木材機関

コクサイネッタイモクザイキカン   【英】International Tropical Timber Organizations  [略]ITTO  [同義]ITTO 

解説

国際熱帯木材協定(ITTA)に基づき、熱帯木材の安定的な供給と熱帯の適切かつ効果的な保全・開発の推進を目的に1986年に設立された国際機関。英名のInternational Tropical Timber Councilの頭文字を取ってITTO(イットー)と略称される。

加盟国は、熱帯木材の生産国30カ国、消費国25カ国及びEUで、本部は横浜市(日本)。全加盟国が保有する森林だけで世界の熱帯雨林の約75%を占め、熱帯取り引きの90%以上を扱っている。

主な活動実績は、熱帯経営と保全、木材統計の整備、未利用樹種の利用等の分野での多くのプロジェクトの実施、「西暦2000年目標」の策定、サラワクでの伐採量削減、「熱帯天然林の持続可能な経営に関するガイドライン」の策定、「熱帯生産林の生物多様性の保全に関するガイドライン」の策定などがある。

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